lundi, octobre 29, 2007

あの声が好き [Miyuki Tsuruzono]

 秋もぐんぐん深まって参りました。
 年末進行に向かう時期とはいえ、どうにも体調が整わず、あんまり忙しくしないように気をつけている今日この頃(関係者の皆様、すんません!!)、ひさびさにYou Tubeを開いて遊んでみました。

 懐メロ、いや古すぎる……と笑わば笑え。
 ワタクシがついついて聴いてしまう曲は、インテリゲンチャなこのブログではちょっと気が引けるものが多いのです。

 たとえば、
 『気絶するほど悩ましい』by Char
 http://www.youtube.com/watch?v=-ESToFb55WE

 先日、とっても久しぶりにカラオケに参上したとき、この曲を歌おうと思ったら、大好きだけど一度もトライしたことがないゆえ、サビ以外、全然歌えなかった。学習せねば。

 ♪うまくゆく恋なんて 恋じゃない
  うまくゆく恋なんて 恋じゃない

 阿久悠先生の歌詞もガバイが、Charの声がいい!
 切なさが展開する、明快なコード進行。すばらしい。
 奥田民生とのセッションなど別バージョンを3回も聴いたから、次回は歌えるぞ。

 次は『Historia de un Amor』by トリオ・ロス・パンチョス
 http://www.youtube.com/watch?v=Tc6eaCffMhE

 『Besame Mucho(いっぱいキスして)』は持ち歌なんだけど、こちらはまだマスターしてません。
 “愛の物語”なんていうタイトル、とてつもなく単純だけど、グッときますね。
 今やハリウッドスターになったアントニオ・バンデラスがハードゲイの役で出た『欲望の法則』というスペイン映画。愛する人(男)と情をかわして自殺する男がバンデラスなんだけど、クライマックスの場面で流れる"Lo Dudo(私は疑う)"もトリオ・ロス・パンチョスである。これがまた、泣かせるのだ!

 そして、わたしの愛するトム・ジョーンズ。
 これほど「肉声」って感じの歌い手は、なかなかいないと信じている。なにしろ「声がセクシーすぎる」っていう理由で放送禁止になったこともあるらしい。さもありなむ。

 『Sex Bomb』by Tom Jones
 http://www.youtube.com/watch?v=6KUJE2xs-RE

 聴いてみてくださいぃ……くう〜カッコイイ!!
 あっ、映画『ナインハーフ』ではジョー・コッカーが歌っていた『You Can Leave Your Hat On』の、トム・ジョーンズ版もおすすめ。『KISS』とか『恋はメキメキ』もイカシてます。決してゲテものじゃないぞ!
 古くは『思い出のグリーングラス』が有名だ(っていうか、音楽の教科書に載ってたと思う)し、芸歴が長いだけにジャニス・ジョプリンとかティナ・ターナーとか、いろんな人とのセッションも多いけど、芸術家とかアーティストとか(どちらも同じか)、そーゆー高貴な分野でなく、“ひたすら歌うだけ”ってのがいいのである。わたしの琴線に触れるのである。職人と言っていいのではないかと思う。

 そんなわけで、どうもわたしは、男性ホルモン系の声に弱いみたい。
 これは、素直に好きなのか、それとも幼少の頃から刷り込まれているジェンダー教育によるもの(つまり、わたしが女であることを否応なく認識させられてきた結果、相対する男性性を求めるものか、とかいろいろとね)なのか、いつも考えてしまうのであるが、そういった複雑系なことは、時間が余ることがあれば考えてみることにしよう。

水流薗みゆき