dimanche, janvier 14, 2007

今年こそは [Miyuki]

 なくて七癖。
 実はわたし、歯ぎしり屋なんです。
 恥ずかしい。
 だって、色っぽくないし、美しくもないし、なにより実害がある。
 歯ぎしりした晩が明けた朝ときたら、ホント、疲労困憊。すごい力が歯にも筋肉にもかかり、体がバッチリ起きているため、寝ていないのも同じことだという。
 それに、夜中じゅう力いっぱい歯をくいしばっているせいか、歯並びに沿って、口の中に痕がある。
 物心ついてからは、「口の中のスジは、みんなついてるもんだ」と思っていた。どうやら、違うらしい。
 歯医者に行くと、「あ、歯ぎしり。しますね、けっこうひどく」と、百発百中、言われてしまう。
 明らかに歯が摩耗しているのだ。
 道理で朝起きた瞬間から「がー、肩こった〜」と溜息が出るはずだよ。さいきん珍しく頭痛が出ていたのも、原因はこれに違いない。
 自力整体で多少なりとも自分のケアを始めてからは、目立ってラクになってきていたが、最近のあれこれのせいで、激しく再発してしまったのだ……。

 さて、わたしの「今年こそは」は、そんなわけで歯ぎしり撲滅作戦だ。その方法とは……。
(1)枕を変えてみる。
 人生の中で、何個もの枕がわたしを通り過ぎて行ったけど、今のところベストはこれだ!
 半月形木枕 http://www3.ocn.ne.jp/~ryugu/kotin.htm
 これを首に当てて眠る。これだけだと頭部が下がりすぎて痛いので、頭の下にタオルを折ったものなどを置いて支えるのがポイント。
 普通の、断面が丸い枕だと、あごが引かれて歯が噛みやすくなるし、低反発などの柔らかい枕だと、気持ちよくはあるが、自然な姿勢を作るためには、わたしにはあまり意味がないことが判明。
(2)寝る前に、リラックス体操などを行う。
 間違っても、布団に入る瞬間までパソコンをいじっていたりしてはイケマセン。脳が興奮してしまう。
(3)自己暗示をこころみる。
 これは意外とイケる。「念ずればできぬことなどなし!」と意味もなく自信があふれてきたある晩に開始。要はイメージトレーニングである。
 頭頂、こめかみや口のあたり、首、肩と、体の内側からイメージし、緊張をふるふると揉みほぐしていく。なかなか気持ちいい。
 「朝まで柔らか〜くね」と自分にお願いして、眠る。
 最初は「自己暗示で治りゃ世話ねーや」と思っていのたが、歯科でもらった資料に「『明日は朝5時に起きなくては』と思って寝て、目覚ましが鳴る前に目がさめた経験はありませんか? 自己暗示の力をあなどってはいけません」てなことが書いてあり、すぐに納得したわたしは「ふーん、試してみよう」とトライ。
 なかなか調子いいんです。
 効いたかどうかは、朝起きたときの疲労度と、噛みしめた痕の残り方ですぐわかる。
 自己暗示をきちんとしないで寝たら、起き抜けの気分は悲惨です。

 歯ぎしり撲滅作戦が成功したあかつきには、同様の悩みを持つすべての方々への福音となれるかもしれないし、また自己暗示のポジティブな力について、わが生体動作研究所の研究も進む。
 普通の疾患も、ある程度は、適切な自己暗示でゆるめることができる気がする。となると、予防医学へのはかりしれない貢献も視野に入れなくては。

 生命力のはたらき、心と体の不思議なしくみに思いをはせつつ、今宵もまたチャレンジあるのみである。

水流薗みゆき