Nextキーボード[Minoru Ota]
みゆきさんが親指シフトのキーボードを購入したそうな。MacBookに富士通のキーボードをつないで使うということなのだが、その後の様子をぜひともうかがいたものだ。
元親指シフターとしてはうらやましくもあるが、数年前から使用しているキーボードが仕事上非常に効率がよく、手放せぬほどで、故障してもよいように同じものをあと2本も持っているため、みゆきさんのようなマネがしたくてもできないという事情がある。
それほどまでに気に入っているキーボードとは何か。それはNextのキーボードである。
下に写真を掲載しておいたが、ブラックの、いまとなっては若干古めかしいデザインで、しかもUSBでも何でもなく、かつてのオールドMacで採用されていたADBである。だから、iMateというアダプタを介してMacとつないでいるのだ。
Nextとは、ジョン・スカリーと対立してアップルを追い出されたスティーブ・ジョブズが興した会社のコンピュータのことである。興味のある方はウィキペディアで調べてほしい。本体もブラックのかっこいいマシンであったが、高性能ゆえの高価格、商業的には余り成功しなかった。
このNextが売られていたのは80年代末ごろだと思うから、この我がキーボードも20年近く前の代物ということになる。
このキーボードのどこがいいかというと、なんといってもコマンドキーの独特の形状と位置だ。スペースキーの下にこれまたスペースキーとほぼ同じ大きさでコマンドキーが配置されているのだ。
MacでDTPや編集の作業をするとき、最も頻繁に打鍵するのはコマンドキーである。だが、純正のキーボードをはじめとして、多くの製品ではコマンドキーはスペースキーの左隣のほうに、普通のキーと同じ大きさでちんまり鎮座している。そのために、どうしても小指や薬指で打鍵するしかなく、間違ってオプションキーを押したりすることも多くなる。ところが、Nextキーボードではスペースキーの下(つまり手前)にあるため、親指を使って打鍵することになり、しかも押し間違えるということがまったくないのだ。そうなのです、いわば、親指シフト入力に近い感覚であるのです。
またキータッチがいい。最近のキーボードのタッチはペナペナしていて押した気がしない。ところがNextキーボードはコキッコキッといい感じでたたける。
ファンクションキーがないのが玉に瑕だが、今のところ、これ以外のキーボードに乗り換えるつもりはまったくない。って、なんか、みゆきさんへの負け惜しみに聞こえるなあ……。
太田穣


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