『boy』[Minoru Ota]
おお、黒部さんから嬉しい反響が!! 確かに、大学の同級生、後輩には懐かしいはず。というわけで調子に乗って懐古・自慢の第二弾。『boy』という曲である。
これは『マリーの歌』にくらべるとコード進行もシンプルで常套的。バンドのギター、林ワンパク君は『太田さん、きゃー、恥ずかしいよ、コード変えようよ』と不満たらたらであったが、「こういうシンプル、かつ常套的なほうが覚えやすく、ヒットしやすいのだ」と説得したのであった(ヒットって、デビューもしてないのに、なに誇大妄想してんだか)。
新宿二丁目の小さなディスコでたまたま出くわした男に常連ぶって説教してる──というのが詩の結構。人名などの固有名詞が出てくる、なんかドキュメンタリーフィルムのようなロック(フォークロックに近いか?)を作ってみたかったのだ。
作詞・作曲・歌が我が輩でありまする。バンド名はサマルカンド(『マリーの歌』も同じ)。ギターは林ワンパク(デザイン事務所勤務)と西橋(電通マン。仕事くれ〜!!)。ベースは千早(たぶん、今は教師か?) キーボードは今村(テレビ業界にいると聞くが……)。
なお、このサマルカンドの後、インスリーミナッツというバンドを結成。これはユキエちゃん(現・石埜氏夫人)を女性ボーカルに据えたバンド。ドラムは吉岡(唯尼庵を教えてくれた彼。ライブ中にバスドラムがずんずん前へ進むことで有名)、ギターは林ワンパク、ベースが我が輩。一時期、松井さんという女性がヴァイオリンを弾いていました。で、石埜氏が「僕もまぜてくれ〜」と懇願するのでしかたなくキーボードに据えた。クラシックばかり聞いてきた石埜氏にロックのビートっつうものを教えるのが、いやあ、たいへんではあった。だって、石埜氏のキーボードが入るとロックだった曲がなぜかベートーベンの交響曲第7番になるんだもん。いいけどね、7番は俺も好きだから……。で、結果、石埜氏はユキエちゃんを我らが知らぬ間にちゃっかりとモノにしたのであった。なんのためにバンドに入ったんや!!
さて、このインスリーミナッツ時代に歌っていた曲に『パパの歌』というのがある。この曲、数年前に実は他のアーチストのアルバムで歌われているのである。これも、ここに聴くことができるようにファイルをおいておきますが、もちろん、ヒットはしていません。アーチストの方もこの1枚だけで終わったようでした。
この『パパの歌』は暗く悲しい歌で、前のめりのスピーディーな8ビートで歌われるものなのだが、この某アーチストのバージョンは明るくさわやかな16ビートになっていて、まったく僕のイメージとは正反対の音楽になってしまっている。僕は曲を提供しただけで、アレンジやプロデュースにはノータッチだったのだ。ほんとうに残念だ。
なお、営業用にお知らせしておきますと、作詞の仕事は幾度もいたしました。で、あるゲームのテーマソングに使われた『ジャギー・ラブ』という曲は、確かオリコン50位前後にランクインされたかと思います。お店によっては、いまでもカラオケのソングリストに載っているそうです。どうぞ、作詞のお仕事も頂戴〜い!!
■『boy』
■『パパの歌』
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『boy』
ちょっと待って 月が昇りきるからよ
話はそれから お前の待ちぼうけの話を聞こうぜ
なんて悲しい顔さ 待ちくたびれたのかい?
誰をそんなに待つんだ?
イエス・キリスト それともヒットラー?
boy boy
開いているぜ 閉めなよジッパー
boy boy
先は長いぜ もっと孤独に boy
この店はよく来るのかい? 2丁目が好きなんだね
バカなバカ騒ぎにゃ もってこいの ババババ場所だぜ
どんな女と踊ったの? バカな女か クサい女か
まあ ろくな女はいないさ モノに憑かれていかれているから
boy boy
開いているぜ 閉めなよジッパー
boy boy
先は長いぜ もっと孤独に boy
あいつの名前はダニー 横須賀のネイビーさ
いつもポケットにゃ ひとかけら 真っ黒なハッシッシシシシシシ
おまえにもらってやるぜ 平和が好きなんだろう?
ちょっとやってみたらどう? 頭の中も真っ黒クロクロ
boy boy
開いているぜ 閉めなよジッパー
boy boy
先は長いぜ もっと孤独に boy
テリーって言うんだ あのコは 金持ちの娘だとよ
いつも土曜の真夜中に クスリでふらふらお出まし
悲しい目つきしてるぜ 愛が信じられないんだと
そりゃあそうだぜ 愛は不幸の中にしかないから
boy boy
開いているぜ 閉めなよジッパー
boy boy
先は長いぜ もっと孤独に boy
そうさ俺も探しているんだ 足が震えてくるぜ
たった一度の出逢いだけど お前が俺のマリアに思えて
お前が教えてくれた 星の光みたいだね
もっと孤独に もっと孤独に
もっとはかなく もっとはかなく
boy boy
開いているぜ 閉めなよジッパー
boy boy
先は長いぜ もっと孤独に boy
no no no no boy
no no no no boy
no no no no boy
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太田穣


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