朝のカレー[Izumi Shoji]
先日夫が遠い目で、「なぁなぁ、子供の頃朝飯にカレー、食わなかった?」とぽつり。
ええ、ええ、もちろん食べましたとも。なんでもチャチャチャと短時間で作ってしまう我が母親は、カレーをじっくり煮込んだりなどしなかったから、夕食の時のカレーはなんつーか、サラサラしてて味もイマイチ薄いんですよね〜。
それが、残ったカレーを翌朝食べると、アラ魔法! とろみがついて味もなじんで本当にウマいのだ。
夫はさらに遠い目で「たまには食べたいな〜。野菜がゴロゴロ、玉ねぎなんかも大きく切ってあって、肉は牛こまがほんのちょっとだけ入ってるようなカレー、朝飯に」
とたたみかけてくる。
遠い目をされてはしょうがない。作るしかないでしょう。まずはランチタイムに、ジャガイモゴロゴロ、玉ねぎも人参もたっぷりのカレーを出したところ、夫は「これこれ!」と大喜び。
翌朝は当然カレーです。朝だから量は少なめ。ケーキ皿くらいのプレートにごはんを少し、カレーをかけてスプーンを添えて出したところ……。「ちがーう!」と夫からブーイングが……。
「朝のカレーというものは、お茶碗によそったごはんにかけるもの! お箸で食べるのがいいんじゃないか」と言うではありませんか。夫が言うには、納豆とかと同じ扱い、カレーとともに味噌汁なんかも並ぶのが、正しい朝カレーのスタイルだそうな。
えぇ? そうだったのか、我が家では朝のカレーはカレー皿よりひとまわり小さいスープ皿に盛ってスプーンで食べ、おかずや味噌汁はなかったような……。あったとしてもサラダくらい? 夕ごはんのカレーのミニ版ってな感じだったから、お茶碗で食べるカレーというのはカルチャーショック!

てなわけで、今朝はリベンジ。味噌汁とほうれん草のおひたしなんかも添えて出しました。ホント、納豆定食みたいだけど、ミョーにおいしそう……。
庄司いずみ


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