人生ラーメン [Miyuki]
太田さんからの熱きコンフェッションまでいただいたのに、わたしはちっとも親指シフターになってない。
なんとなれば、マックブックと親指キーボードとをつなぐべきソフトをダウンロードしてみても、さっぱり作動しないのである。
ネットで調べて、見知らぬ物知りな人にいろいろと教えを乞うてはみたが、言われた通りにしてもどうもうまく立ち行かない。何かが足りないせいらしいまではわかるんだけど、何が足りないのかはわからないまま。
無能の人感に打ちひしがれつつ、とりあえず話を変えます(が、あきらめませんからねっ!)。
さて、我がB級グルメ研究所は、たゆまぬ努力をかさね研鑽を積んでいるわけであるが、近ごろなかなかスゴイ店を見つけたので軽く触れてみることにする。
見つけた、というのは語弊があって、もともと茨城ラーメン界では有名かつ異色の存在感を放つ、その名も「人生拉麺」。
町工場の社長だったという大将が、工場は50歳で甥にゆずってラーメンを作り始めたという。
鬼怒川べりに立つ簡素な作りの店舗にたどりついたのは、開店すぐの午後6時過ぎ。だが引き戸を開けると、家族連れや若者たちですでに満席である。
入り口で赤々と燃えるだるまストーブ、うす明るい電灯、あれこれと張られた手書きのポスター(? 暗くて読めなかったバッテン荒川)、BGMも聴いたことのない演歌や江利チエミの『カモナマイハウス』など、チョー昭和なセッティング。それでいて、隅々までピカピカに清潔な店内。
後から見ていると、薪をくべてはしょっちゅうストーブの調整をしている。エラいもんだ。
ラーメンの種類は「人生ラーメン」(400円)と「ラーメン」(500円)だけのようだ。いや、最近張ったらしい(=紙の色が白いから)「人生ラーメン パート2」(500円)というのもあった。でもやはりここは、デフォルトからデビューだよね。
まずコップ酒「人生」(400円)と冷奴(250円)を頼む。ほどなく「人生」の一升瓶が現れ、コップをのせた小皿からも酒が溢れそうなくらいなみなみと注いでくれる。これがまた、ふっくらしてキレのある、なかなかの味ではないか。
冷奴にはかつお節、生姜、しそ、胡麻などがのっていてすでにイイ感じなのに、箸をつけてみると、普通の居酒屋の「とりあえず」なものとまったく違い、吟味したできたての豆腐なのに驚く。
そして、人生ラーメン。透明な醤油スープが張られ、ネギがのっかっているだけの、究極のシンプル。いわゆる素ラーメンだ。
これがうんまい!
麺は細いのにしっかりコシがあり、うす味のスープには飽きない深みがあり、なぜかカニを食べるときのように無口になってしまう。
後で知ったのが、完食するとどんぶりの底に大将のメッセージが現れるという事実。「偉くなるだけが/人生じゃないよ」とあるらしい。
スープを飲み干さなかったわたしは、それには出会えずじまいで、非常に残念なり。
お店のテイストの好き嫌いはあるだろうが、あるじのカラーの強い店にありがちな押しつけがましさがないのがいい。誠意ある、おいしいものを食べさせてくれる店は大切にしなくては。
「人生ラーメン パート2」は、どうやらみそ味らしい。
次に行ったら生ビールと砂肝の唐揚げ。シメはそれでいこう!
かくして、B級グルメの飽くなき旅は続く。
<本日のDATA>
ラーメン「人生」(HPもないし正式名称はたぶんコレかな?)
茨城県常総市豊岡町乙1485-1
(最寄りの水海道駅より車で15分くらい)
電話0297-24-1212
18:00〜深夜1:00
月定休、不定休あり
※ デジカメ置いてきちゃったし、何せ店内暗いので、写らなさそうです……。今度行ったら撮影にチャレンジしてみます!
水流薗みゆき


2 Comments:
お〜、行ってみたいですな〜。
住所が知りたいです。
それと写真がみたかったですねえ。
お店のBGMにも興味津々。
太田
失礼、データ追加しておきました。
写真は……撮れても、うらぶれてるようにしか見えないかも。
今度、ラーメンの写真を撮ってみませう。
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