嫌いなオンナ [Miyuki Shoji]
やけに好調らしい朝ドラ『純情きらり』。今週で終わりということで、主役を演じる宮崎(「さき」の本当の字が出ません、あしからず)あおいにムカつきながら、私もつい観てしまう。
美人ではないが愛らしいロリ顔、透明と不透明の間の少女っぽい肌の色、やせ型で健気な肢体、頼りなげな細い声、男を見つめる時やニッコリとうなずく時などに必ず、「ブリッコの見分け方その1」ともいえるくらい顕著な兆候である、くにゅくにゅっと頭を左右に揺らすクセもいやらしい。女優のくせにすぐにひっくり返りそうなか弱い声も苦手だ。しかも、こういう弱々しいタイプが女の中では一番シブトイのである(As if that's not enough, 主人公は肺結核で死んでしまうのだ!)。
といったような極私的意見を述べていたら、たまたま家に来ていた韓国人の友人が「わかるぅ。でも……男ってこういうヒトが」、で、二人で合唱してしまった。「好きなのよねー!!」
それで思い出したのが、フィレンツェに行ったとき、美術館で見た女性の肖像画。美術館のガイドいわく、「この人は、戒律の厳しい修道院の尼僧でした。美人のほまれ高く、画家のたっての頼みでモデルとなりましたが、じきに画家は、魂を抜かれるがごとき恋に落ちました。許されるはずもない禁断の関係、二人は手に手をとって駆け落ちし、尼僧は破門となりました」。
そうでしょう、そうでしょう。
その尼僧の、男を狂わせる肌の色と目つきが、何と宮崎あおいとそっくりだったんです。ホントに。
もちろん身近にいれば、きっととっても「いい子」なのだと思う。だけどだけど、こういう子には気をつけなくては、と本能が言う。
もしかしたら、前世でこういう小娘に最愛の男性を寝取られたのかもしれない。
私が男だったら魂を抜かれるのは、シャーロット・ランプリングみたいに知的淑女と野獣が一体化しているような女性か、頭がいいのにゆるい大ボケをかましまくり、その割にはどこか色っぽいタイプだと思うのだが、幼い肉体、真面目でひたむきな態度、細い声で頼られるとグラリと揺らいでしまうかもしれない。こういう娘は、変態チックな劣情を誘う、独特の淫乱さを隠し持っている場合が多いし……。
え、単なる妄想? ははっ、確かにそうですけど。
って、どうでもいい駄トピックでごめんなさい。
でも、前々から「宮崎あおいってイヤよね〜」と密かに思っていたら、同じ意見を他でも見たので(もちろん女性)、ついこまごまと分析してしまいました。
お気に入りの漆器について書こうかなと思っていたのだけど、それはまたいずれ。
では皆さま気を取り直して、いい季節、風のかおりをお楽しみください♪
庄司みゆき














