誕生日だったんで……[Minoru Ota]
ブログの停滞、我が責めを負うべきにて、ごめんなさい。
締め切りがたてこんでいまして、しかも、27日月曜日は誕生日だったものですから。……いえ、はい、僕の誕生日です。
誕生日は言い訳にならない? はい、仰るとおりで……。
誕生日は本当です。ときどき、自分でも自分の誕生日をわすれることがあるのですが、昨年ごろから、駅員さんの指さし確認みたいに、1週間前くらいから家族が「3月27日、パパの誕生日ィ、出発進行お〜!!」みたいに機械的に確認作業をとるので、たぶん、間違っていないと思います。……当然ですね。
で、なんで家族が僕の誕生日を指さし確認するようになったかというと、それは、おととしのことでした。家族みな(妻と娘)が僕の誕生日を完全に忘れたことがあったからなのでした……。
誕生日といっても、もう、あまりおめでたくない、という年齢でありますから、こちらから「誕生日、祝ってね? パーティしようね?」という気持ちは一切ありません。ですから、もちろん、何にも言いません。受け身です。
で、おととしです。
その日がやってきました。
あ、きょうは誕生日だ。家内と娘でなんか、ささやかに祝ってくれるんだろうなあ……という思いで1日が始まりました。
で、夕刻です。家内も娘も何も言わず、夕食が始まろうとしています。
おお、サプライズか、ことしは……と、ちょっぴり期待です。
が、いつもと同じように夕食がすみ、娘はニンテンドー・アドベンチャーに取りかかる。
なんか、へんだな……、ま、いいか。サプライズはこれからかもしれないし……。
が、な〜んにも起こらず、その日はみんなグースーピーと眠りました。
あ、忘れられたんだ、俺の誕生日……。と、思いました。
でも、怒りの気持ちは微塵もありません。どころか、僕の誕生日を忘れたということで妻と娘が傷つかないといいなあ、僕の誕生日を忘れたということを知らぬまま来年になってほしいなあ、と思ったのでした。ここが岩手県民性が少し残っているところではあります。
で、コケコッコ〜、翌朝です。
僕のほうが、すっかりきのうが自分の誕生日だったということを忘れていました。と、納豆ごはん食べながら、娘が、「あっ、あれ」と言ったのです。
「パパさあ、きのう、誕生日だったんだ」
「あ……う、うん」
そのとき、キッチンにいた妻のからだが凍りついた。
「え……あ……ごめん……忘れてた……」
そう言って妻は満面に笑みをたたえたのでした。
という一件以来、僕の誕生日は指さし確認事項となったのでありました。
だからといって、月曜日ブログ担当の太田の怠慢が許されるわけでもありませんが。
追伸。
誕生日プレゼント、現金に限り、受付中です。
太田


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